わたし本の制作例-8-

株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。

第2次目次構成を決める

目次構成は詳細に見出し5レベルまでのものを作っている。
それでも再度目次構成は検討し直す。
というのは、原稿を書く前に何かを書くかを決めること、どれだけ具体的にイメージしておくか、が原稿を早く仕上げるノウハウだからだ。
理想をいえば、原稿を格段になったら、詳細な目次構成を見るだけで文字を次々と入力し、文章を書き上げていくようにすることなのだ。

1度決めた目次構成をどのように再検討するのかというと、集めた題材を使うのだ。
ぼくの場合は、nami2000に入力したメモと東明手相学院時代のテキストだ。
それを見ながら、もう一度目次構成を検討した。

こんなとき、アウトラインプロセッサは非常に効率的だ。
入力したメモと目次構成は同じファイルだからだ。構成を変えるとそのまま、必要なメモの該当箇所に移動するのだ。

いまでもぼくは長い文書を書くときにいきなりワードなどのワープロソフトで書き始める人が信じられない。
1ページ程度の文書ならぼくもワードや一太郎を使うが、2ぺ-じを超えるときは、nami2000を使っている。階層構造を固めてそれをテキストに書き出して、そのテキストをワードや一太郎で開いて書き始める。

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