わたし本の制作例-15-

株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。

推敲:整合性

前回バランスを崩す話をしたが、書いているうちに気分が乗って、しでかしてしまうことがもう1つある。
それが相矛盾したことを言ってしまうことだ。
自分史を書くときに起こり得るのは次の事情による。

・過去の記憶が曖昧
・人の感情はそもそも矛盾してもおかしくない

ところが、これを文書のかたちでまとめると、あっちこっちで言っていることが違っている。
整合性がない→信用ならない→説得力に欠ける
となってしまう危険性がある。

個のようなときには対処法がある。
それは今現在の自分としてコメントを下せばよいのだ。
当時は当時の気持ちとして、あるいは当時の言動として、事実はありのままに記す。
そこで生じたいくつかの矛盾は、現在の自分として補足説明を加える。
そうすることで矛盾を把握したうえでの誠実な解釈が生まれるのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です