共同出版とは、自費出版と商業出版の中間に位置する出版形式です
私は、日頃自費出版として自分史制作に携わっています。自費出版では全てのお金を著者が支払い、全ての書籍を著者が管理します。
一方、書店に並ぶ殆どの書籍は商業出版です。出版社が編集、デザイン、印刷、販売にかかる費用をすべて負担し、利益を目的として書籍を出版する形式です。
今回、浜松市動物園で爬虫類のイベントを11月1日~3日まで開催しました。その際に、公式ガイドブックとして展示した爬虫類の図録をイベント主催者と爬虫類の提供者と弊社と三者で共同出版することになりました。
今回の場合の共同出版では、上記三者で協議して金額の負担や利益の配分を決めました。
結果、行列が絶えることなく、初日から1,400名、1,500名、1,600名と合計4,500名が来場しました。その内、殆どが2名ないし4名のグループでした。
子ども連れの親子が教育的観点で購入したり、コアな爬虫類ファンが購入されたりしていました。
製作期間は約1か月半で特急の仕事でしたが、著者が真剣で原稿まとめが手早くて、こちらも楽しみながら出来ました。
展示46点の爬虫類も写真撮影しました。仕様はB5サイズ60ページカラー印刷で無線綴じ製本でした。
売価は消費税込みで2,500円としました。
購入者特典として、地元学校の生徒たちと開発している「へちま和紙」を材料として、蛇の抜け殻栞を考案しました。
更に、動く図鑑として、購入者限定のインスタグラムも作成しました。
500冊作成しましたが、3日間で40冊が購入されました。
残りは引き続き浜松市動物園と新たに浜松市の大手書店で暫く販売してみる予定です。
又、この図録が教育的価値もある為、市内小学校での特別授業と一部配布なども検討しています。
動物園側も爬虫類の人気に驚いていまして、次回の開催も期待されます。
イベント主催者はイベントの記録として、爬虫類の提供者はご自身のブランディングとしては、ご納得頂いています。
本を作って、販売して利益を確保するのは難しいですが、共同出版にしてリスクを3等分して何とか行いました。
自分史作成においても、自費出版だけでなく共同出版の仕組みが出来ても面白いかも知れませんね。



