わたし本の制作例-11-

株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。

原稿を書くときに考えたこと

1つの記事の長さも企画時には考えていなかったが、書いていくうちに決まった。
あるいはもともと身体に染みついていたのかもしれない。
だいたい1つの記事を400-800字に収めるようにしている。
400字詰め原稿用紙で1,2枚。黙読して1,2分の分量だ。
これを超すときは2つの記事に分割できないか検討することにしている。
1,2分ごとに1つの記事を読み終わると、次から次へと記事を読んでいく気になっていく。
これがすらすら読めるという感覚なのだ。
読みやすい文書とは「すらすら読める」という事だ。

このことに気付いたのは、マニュアルバイブルという本を読んだときだった。
この本は今では絶版になっているがとても出来のよい本だ。
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書籍名 マニュアルバイブル: 使いやすいユーザー・マニュアルの書き方
著者 Edmond H. Weiss, 小林敦
出版社 啓学出版, 1987
ISBN 476650268X, 9784766502688
ページ数 202 ページ
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この本によると、マニュアルの最小ブロックは見開きにする必要があり、見開きで収まらない場合は目次構成を再検討せよとなっている。
感銘を受けたぼくは自分が作るマニュアルで実践したものだ。

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