わたし本の制作例-6-
明けましておめでとうございます。
株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。
目次構成を詳細に決める
原稿を書くにしても、何を書くかを事前に決めておくべきである。
サラリーマン時代にぼくはマニュアルの原稿を書いていた。
仕事の遅い人は、原稿を書く前に目次構成検討段階で具体的に記述内容をイメージしていない人だった。
日程通りに原稿を仕上げてこないことが信じられなかったのだが、よくよく話を聞いてみると、この目次構成検討段階で何を書くか、例えて言えば「頭の中で書いてみていない」人が、仕事の遅い人だった。
長い文書は章節項だけでは文書の階層構造を表現しきれない。だいたい5段階必要になる。
見出しレベルを5つ想定して、目次構成を検討すれば、何を同格かを頭の中でシミュレーションできる。