講座成幸のカギを握るのは講師の力だけではなかった!

自分史で福島県を元気に!
自分史を綴ることで、ふくしまの記録を残すことのお手伝い
自分史活用アドバイザーの武田悦江です。

【講座成幸のカギを握るのは講師の力だけではなかった!】

みなさん、こんにちは!
ゴールデンウィークはどうすごされましたか?
私は半年ぶりに埼玉県の実家に行きました。福島県も4月下旬頃から急に暑くなりましたが、実家のムシッとした感じとはひと味違います。わが家と実家は距離にして約100キロですが、東北南部と関東北部の違いを実感しました。そして前回「自分史サークル」を立ち上げたみなさんが、そろそろ最初の会合を開こうとしています。今、この原稿を書きながら、その場に行きたいような、行きたくないような……。ちょっと複雑な気持ちでいるんです。

さて前回は受講生の中で、すでに自分史を書き始めている方のお話をしました。一般論として書きましたが、別のケースもあるかもしれません。「ほかにもあるよ」とか「自分はこんな動機で自分史講座に参加しました」など、ご自身のお考えやご経験を、ぜひコメントをお寄せください。私も一緒に学びたいからです。

話を元に戻しましょう。5回の講座のことを書いていました。私にとって「初めて教えるに等しい」講座だったのにもかかわらず、受講生のみなさんが「続けたい!」と言ってくださった。その一番の理由は、受講生の方々の「学ぼうとする力」でしたが、その次に、主催者側の熱意があったと考えています。企画者は、3.11の震災後「一般市民が自分のことを記録することが必要になる!」と思っていたそうです。その後、偶然私のことを知り、連絡してくださいました。

それから何回お打ち合わせを重ねたでしょうか。「受講生の方に形になる物をお渡ししたいです」と言ってくださったのがきっかけで、みなさんの文章を文集にまとめることになりました。5回にわたる講座資料の作成も積極的に取り組んでくださり、文集を作るにあたっては受講生の手書きの原稿をワードに打ち直し、ページづくり、イラスト選びもすべて主催者が骨折ってくださいました。

自分史に限らず、何かの講座を開くときは、とかく講師の技量に目がいきがちですが、裏方に回る方の機転と、働きで、講座の満足度は大きく変わるのですね。ですからアドバイザーとして、自分史講座を開くときは、主催者との連携も大きなカギを握るのではないかと私は考えています。この続きは次回、またお会いしましょうね。

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