こおりやま産業博2023に「自分史」で出展しました(学生さんのブース訪問)

自分史活用アドバイザー 武田悦江

こおりやま産業博とは?

福島県郡山市における商業・工業・農業・観光・福祉・文化などの産業を結集、オンラインも利用したニューノーマルな総合展示会。こおりやま産業博実行委員会(郡山市・郡山商工会議所・福島さくら農業協同組合・郡山地区商工会広域協議会)の主催で、販路拡大やビジネスマッチング、新しい分野への挑戦を支援する。2023年10月7日(土)、8日(日)の2日間にわたり一般公開し、出展企業180社で2日間の来場者は24,000名を超えました。

専門学校生のブース訪問

郡山販売士会の研修委員長が、専門学校の学生さんを伴って、私の「自分史」出展ブースを訪れました。

私から学生さんに伝えたことは

1.自分史に取り組むきっかけは、東日本大震災の記録を次世代に残したいと思ったから。

2.取り組んでいるうちに「記録を残すこと」だけではない自分史の魅力に気が付いた。
過去を振り返ることで、これから自分がやるべきことが見えてくる。実際に体験した人から「自分史っておもしろい」という感想をいただく。

3.自分史は、就職を控えた学生だからやる価値がある。
たとえば「どんな仕事に就きたいか」「どんな会社に就職したいか」を考える時、「自分が好きなこと」「努力しなくても自然にできてしまうこと。得意なこと」を思い出してみましょう。
「自分に合う仕事や就職先」を見つける目安にしてください。

4.親や祖父母の人生を聞くことで自分のDNAを知ることができる。
「就職を前にご両親の仕事観を聞いてみてください。これから社会人になる、みなさんのヒントになるかもしれませんよ」と話しました。

学生さんからは「自分史は若いときに取り組んだ方がいいのですか」と質問されました。
それに対して「若い学生さん相手なので、つい『若さ』を強調してしまいました。人生の節目、進路を迷った時など、いつでも自分史に取り組んでほしいです」と答えました。

「自分史の紹介をしてほしい」と言われると、つい熱くなりがちな私なので、引率の先生に学生さんたちの反応を伺ったところ「学生から質問も出たから、よかったと思います」と言っていただきホッとしました。

若い学生さんに少しでも自分史の良さが伝わったらとてもうれしいです。
チャンスがあれば、これからも自分史の良さを伝え続けていきたいと改めて思いました。

こおりやま産業博
https://www.ko-cci.or.jp/event/expo/