自分史で福島県を元気に!

自分史を綴ることで、ふくしまの記録を残すことのお手伝い
自分史活用アドバイザーの武田悦江です。

【自分史で福島県を元気に!】

はじめまして!
今日から月2回の割合で、ブログの執筆をさせていただくアドバイザーの武田悦江です。
私は福島県郡山市に住んでいて、職業はフリーライターです。

震災後、福島県に住む自分が、ライターとしてできることを考えた結果、県内各地に住む方23人にインタビュー。「福島県民23人の声~3.11大震災と原発を乗り越えて~」(歴史春秋社刊)としてまとめました。出版をきっかけに、しばらくはWEBや雑誌を媒体として震災に関する記事を書き、福島県のことを発信してきました。

ただ震災から4年の月日が過ぎた今、私がいろいろな方の話しを聞き、文章にして発信するよりも、むしろ福島に住む人たちが、ご自身のことを書き記すことがいいのではないかと思うようになったのです。……というのも震災直後は混乱して、言葉がでなかった方がたくさんいらっしゃいました。それが月日の経過につれて、当時のことを話せる方がだんだん増えてくるのを感じるようになったからです。過去の体験を、多くの方に知っていただくことだけが記録だとは、私は思いません。むしろ、その方にとって大切な人たち。たとえば家族や気心の知れた友人たちに、自分の体験や記憶を残しておくことの方が重要でしょう。私は、その人たちの「記憶を書き起こす」ためのお手伝いをさせていただきたいと思い始めました。

このような経緯で、自分史活用アドバイザーの資格をとったものの「自分史を教えること」についてはこれからがスタートです。次回以降は、アドバイザー1年生の私の経験をご紹介することで、「自分史に興味がある」あるいは「自分史活用アドバイザーになってみたい」という方のお役に立てたらと思います。時々は、ご感想もいただけると(他のアドバイザーにも)書く励みになりますし、うれしいです。

それではみなさん、どうぞ、よろしくお願いします!

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