自分史作成後の効能
2019年にある団体に属しました。
その団体の当時の会長がとても素敵な方で、いろいろと事業の相談に乗っていただいていました。
その中で、会長の会社の創業者であるお父様がお亡くなりになられて1年程だと知りました。
思い切って私は、お父様の足跡を残しておく提案を致しましたところ「持ち帰って検討します。」と会長はお返事されました。
翌日、「母が是非、遺しておきたいというので、お願いします。」とご返事いただきました。
それから、お母様と会長を3回ほど取材して冊子を完成させました。
最後の取材のときに、「あんたが継いでくれて、ホントに良かった。ありがとう。」お母様が会長に言った一言でみんな泣き崩れてしまいました。
当たり前の毎日にしっかりと言葉にされていなかったその言葉が、どうしてあのタイミングでお母様は口にされたのか?
そして、今度は冊子を読んだ、長女と長女のフィアンセが、会長とお母様に「私たちに、このお店を継がせてください。」と挨拶に来られたようです。
どうしてこの冊子はここまで人の心に響くのか?
冊子を作成する過程で振り返られる想い、そして完成した冊子を読んだ子孫に与える共感。
私は、自分史作成後の効能とは想像を超えた力を持っているように思います。
ただ、あまり成果を期待せず、次の人のために素直に整理するぐらいの気持ちで取り組まれたらいいと思います。
さて、明日はまた、どんなドラマに出会えるでしょうか?
自分史作成を通じて、少しでも人のためになりたいと想いこの仕事を続けています。



