ほかの方の自分史を読む
皆様、新年あけましておめでとうございます。年が明けて、早や2週間となりました。
ほぼひと月前、12月13日(土)に、自分史活用アドバイザーの井出浩之さんに講師を務めていただき、アドバイザー勉強会(オンライン)を開催いたしました。井出さんは2025年8月12日発行の『外科医の本分~365日24時間医師・幕内雅敏先生の言葉』で編集・制作を担当され、その経験をもとに、「はじめての「自分史本」づくりで思ったこと」と題して、この作品の舞台裏を語っていただきました。このときの模様は、アドバイザーの皆様であればアドバイザー通信のリンクからアーカイヴをご覧いただけます。ぜひおひとりでも多くの方のご参考にしていただければと存じます。
この本は幕内雅敏先生の教え子の皆さんが出費し、寄稿するなどしてまとめたもので、第1部は先生が言われた言葉、第2部に先生の文・インタビュー、第3部が先生の随筆、第4部に教え子の皆さんからの寄稿、第5部に先生のご兄弟からの寄稿という構成になっています。先生のまわりの医師の皆さんにとって、非常に貴重な作品になっていると、私自身、たいへん感銘を受けました。
同時にこの本は、医師の皆さん以外の一般の方が読まれても大変興味深い作品であるとも感じました。たとえば第1部言葉の部では、冒頭に「365日24時間、医者であれ。」(「幕内雅敏 外科医365日24時間、医者であれ」茂木健一郎・NHK「プロフェッショナル」制作班編『プロフェッショナル 仕事の流儀 人事を尽くして、鬼になる』株式会社NHK出版、2008年)とあります。次に、「地味なことを淡々と、丹念に繰り返すというのが、医者の仕事です。」(同)とあります(カッコ内の句点はともに原文ママです)。これらは医者に限らず、すべての仕事に通じるのではないでしょうか。
他人の自分史を読み、自らの姿、歩みを顧みる。例として挙げましたひとつひとつの言葉以外でも他人の自分史から自分のものにすべきものは多くあるのではないでしょうか。
他人の自分史をお読みになることを、私はお勧めいたします。たとえば『外科医の本分』はあやめ自分史センターでもお読みいただけます。しかしあやめ自分史センターに限らず、ほかの方の自分史を見かけたら、ぜひご一読ください。重ねてお勧めいたします。



