わたし本の制作例-4-

株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。

目論見書を書く

わたし本の特長でもあるのだが、企画書を書いたら、続いて目論見書を書こうということにしている。
企画書と目論見書の違いは何かというと、企画書はオープンにするもの、目論見書は非公開にするつまりおおっぴらには言えない内々の狙いをまとめておこうというわけだ。

一般的にアイデアを文書化するということは、明確にすることにつながる。
頭の中で考えていることはじっくり考えたとしてもけっこう曖昧なままであることがほとんどだ。
文書化してみるとよく分かる。
だから、企画書というモノとは別な文書として、色気や欲や願望と皮算用を目論見書というかたちにしようというのである。

物事を成し遂げるためにはモチベーションが必要だ。
ところがオープンにする場合はきれい事をつい書いてしまう。公開されて恥ずかしくないことを書いてしまう。
非現実的な皮算用なんてうっすらと思い浮かべることはあっても、恥ずかしくて公言できない
だったら非公開文書としてまとめておけばいいじゃないかというのがわたし本での主張なのである。
もちろん、非公開文書だから個々で明らかにはしないが、さまざまな自分勝手なことを文章にまとめていった。

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