幸せの自分史づくり【自分史サロン】
「幸せの自分史づくり」でひとりでも多くの人を幸せにと、らしくラボを主宰する河野初江アドバイザーが、自分史の魅力と作る楽しさを紹介します。
【自分史サロン】
横浜で「自分史サロン」を始めました。月1回、おいでになった皆さんにアドバイザーの河野が、求めに応じて助言します。手取り足取りご指導するというより、ご本人の書きたい気持によりそい、応援するという役回りです。
継続して参加し、書き続けることができるように、とサロンへの参加は3回一括申し込みとしました。全6回で小さな冊子の完成を目指します。
わざわざ自分史サロンに来ず、家で書けば良さそうなものですが……家にいると日々の細々としたやりとりに取り紛れて先延ばししがちです。6月の会に参加された方もやはりそのようにおっしゃっていました。
参加した60代の女性に、どのようなことを書きたいか伺ったところ、早くに亡くなられたお父様のことを書きたいようでした。「では、そのようにしましょうね」と申し上げたとたん、思いを吐き出すように紙に向かって鉛筆を走らせ始めました。
お父様のことを書いて終わりなのか、まだまだその先があるのか、それはわかりません。いちばんに気になっている大切な方のことから書き始める。その先に、何が待っているのか。一緒に歩いて行こうと思います。
もうひとりの方は、すでにかなり書き進んでおられるようでした。でも自分で今ひとつしっくりこない、との悩みが。もっと読まれるものにしたい、という気持ちがあって、サロンにおいでくださったようです。そこで原稿を拝見し、いくつか手直しを提案しました。
自分史はそれぞれ思いのこもったものなので、アドバイザーとしてこうすればいいと思っても、なかなか手を入れにくいものです。サロンで実際に向きあい、相手の表情や声音を確認しながらの手直しを助言できるのは大変ありがたいし、やりやすいと感じました。
始まったばかりの自分史サロンですが、互いの自分史の悩みを分ちあったり、他の参加者への助言を我がこととして聞いたりと、楽しく過ごしていただけたようです。では、またね、と次回参加を約して初回終了。
現在7月・8月・9月参加者を募集中です。協議会のサイトからお申し込みいただけます。どうぞいらしてくださいね。