新聞の取材を受けました

自分史活用アドバイザー 泉正人

 この度、地元の地方新聞の「自分史特集」の記事作成のために取材を受けました。
 札幌市内での実績がある自分史出版社3社の事業紹介に付随する形で、具体的な自分史の書きかたについてのアドバイスを話す内容の取材でした。
 私自身では、自分史取材から原稿書き、レイアウト・印刷・製本、販売まで一人でやる一人出版社でもありますので、私自身の具体的な本作りや出版について触れられなかったことは少し残念ではありましたが、顔写真入りで、自分史アドバイザーとして氏名が掲載された事は良かったという思いです。
 少しずつでも私が自分史作りに関わっていることを知って頂ければ、そのうち依頼にも繋がることでしょうから。

 実際に掲載されてみての反応はと言えば、たまたま見かけた地元札幌の友人・知人関係からの2件だけでした。
 最近はずっとマスク生活だし、私が本作りをしていることもまだまだ埋もれた事実であるので、写真や名前を見ても誰のことだか分からないのだろうとも思います。
 行政書士を開業した8年前にも全国紙の取材を受けて、写真入りの記事が掲載された事がありました。もっともその時は、当時の流行語のような「お一人様」という趣旨の記事内容でしたが。
 その時の反応はと言えば、全国紙面であるはずなのに、札幌の親戚とはるか遠い山口県在住の同じ士業の司法書士さんからの激励の連絡の2件だけでした。私の記事など殆ど見られていないのか、見てはいるけど何らかの反応をするには至らないのかは不明です。
 今回の自分史に関する取材担当者の話では、別刷りの特集折込なので保存しておく人が多いということでしたので、あるいは興味を持って保存してくれる読者も結構いるのかと思います。
 以前、恵庭市の馴染みのカフェで、新聞にお店のことを掲載されてから2年後位に記事を持って訪ねて来たお客さんがいたという話を聞きました。保存できる新聞であればこそ、そんなこともあるのだろうと驚きながらも納得しました。
 この度も、忘れた頃に自分史を作りたいという依頼が沢山来ることを願っております。数年後の出版を目指しての構想と原稿書きを始めている人がいることを信じております。
 新型コロナの影響で、ずっと活動拠点にしてきた恵庭市での自分史活動は自粛気味ですが、これを機会に地元札幌での自分史活動も広げたいところです。

 そんな折、思いがけない新しい出会いもありました。
 北海道全体で数名の自分史活動アドバイザーの登録があることは知っていましたが、面識があったのはたった1人だけでした。
 この度、数年前から会員継続をされている自分史活用アドバイザーさんと初めて会う機会がありました。広い北海道でありますが、実は同じ札幌市内の同じ区内という、いつでも会えるほぼ近郊にいながら面識がなかったということです。
 新型コロナイベント自粛の影響で、人が集まるイベント等は暫く難しいかもしれませんが、近くにいるアドバイザーさんと一緒に、今後どのような方法を用いれば、北海道にも自分史文化を広げていけるのかを考えたいと思います。またいつか自分史の記事の取材を受けられるように。