若手自分史活用アドバイザー奮闘記【門倉アドバイザー 自分史を作る目的を明確にする】

村井覚アドバイザーと一緒に活動する門倉栄アドバイザーからのブログ第3弾。門倉アドバイザーは若さを武器にお客様に対して様々なアプローチを行っています。その中でも「自分史訪問営業」という未知の世界に挑戦したお話です。このブログで成長を続ける2人を応援してください!

【自分史を作る目的を明確にする】

前回、訪問営業で経験した反省から、「アプローチ方法」、「お客様の求めている情報を聴きだす」など様々な試行錯誤を行い、改善に取り組むお話をさせて頂きました。今回は、訪問営業を行った結果、一人のお客様から学びを得たことについて伝えていけたらと思います。

私が、訪問営業にも慣れてきた頃、八王子市内の田舎場所で営業していたときのことでした。家柄も一般的。特別これといった豪華なものなどもありません。出てきたのは、70後半代の女性の方。この方との出会いが、私の自分史に対する考え方を変えてくれました。

普段通り、セミナーチラシを配り、質問をしていくと、

・今まで書いてきた歌集を自分史に製本にしてまとめる
・様々な地域へ旅行に行った大量に整理された写真
・昔のご自身の西暦を年表にまとめたものを記録

など、数多くの趣味や活動に取り組まれている方でした。また、更に深く聴いていくと、「高尾山に10年間で300回ほど登った記録」を持っているとのことです。

私は、様々な70代の方に経験談を話してもらう機会がありました。しかし、これほど人生を楽しんでいる方にお会いしたことがありませんでした。更に人生を楽しむために、現在も定期的に行動し、楽しみを探しているそうです。

「これまでの取り組みは、自分自身の半生を振り返り、気づきや発見があった。そこから、更により良い人生を送れている」と一言、自分史の魅力についても説明してくれました。当時、実際に自分史を書いている方とお会いしたのは初めてで、とても感銘を受けました。

人生をより良く過ごすためには、お金や時間は関係なく、自分自身が「やりたい」と思ったことに対して積極的に取り組めるかどうかなのではないかと思いました。自分史は誰もが取り組める最高の自分見つめであると思います。

その後、3時間ほどお話を聴きかせてもらいましたが、私の方がとても有意義な時間となりました。このような出来事から、私自身が本心から自分史を書きたいと思えるような方と出会うことが大切であると感じました。なぜなら、私の気持ちが作業として中途半端な自分史を作ってしまう。そのような気持ちだと、心の底から自分史の良さを伝えきれていないと感じたからです。私は、この方の人生をもっと知りたい、生きてきた想いを残したい、お話を更に聴きたいと思いました。

何をするにも目的を明確にすることが大切であり、「私自身もお客様の歴史に触れていきながら一緒に作っていく」という気持ちで作るのが重要であると思います。何のために取り組んでいるのか。さらに目的を明確にしていき、もっと頑張らなくてはと思いました。この方とは、自分史を書いてもらうために定期的にご自宅へ伺い、お会いさせていただいております。

今後はこの気づきをお客様に伝えていけるよう、私自身もお客様と共に更なる自分史の良さ・魅力に関する気づきを発見していきたいと思います。以上で訪問営業に取り組み、得られたことを書かせて頂きました。今後も自分史を通し、成長できるような活動をしていきたいと思いますので協議会のブログを活用させていただきます。

次回は2015年も自分史の活動に取り組んでいくため、自分史活動目標について書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

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