自分史活用アドバイザー認定講座(2月17日和歌山)開催報告

開催幹事:自分史活用マスター 野口明美

■はじめに

和歌山支部支部長の野口明美です。
2019年2月17日、和歌山市勤労者総合センターにて、第76回自分史活用アドバイザー認定講座が開催され、和歌山支部承認後、初の認定講座を無事終了いたしました。

2017年11月に和歌山で初めての自分史活用アドバイザー認定講座を開催し、2回目の講座です。

受講の方々は、和歌山市内在住の男性お一人、和歌山県内在住の女性3名。そして、遠路はるばる、神戸からお越しいただきました女性お一人の、全部で5名の方をお迎えいたしました。

■当日の様子

講師陣は、2017年11月認定講座でアドバイザー資格取得された3名(堀口・方村・橋爪)+マスターの野口4名が、当日8:45に総合センター1階に集合し、受講生の方々をお迎えする準備に入りました。
実は、開催の3日前に、共に準備を進めてきました、講師の一人が、急遽、検査入院をすることになり、当日の準備もさることながら、仲間の状態を案じながらの当日を迎えるといった状況でした。
というのは、急遽不参加となったアドバイザーさんの声掛けで、講座受講された方々が多くいらっしゃったからです。
アドバイザーご本人の姿が見えないことで、ご不安になることを少しでも和らげることが、ご本人の希望でもあり、我々講師群の思いでもありました。

幸い、2018年11月の入門講座にご参加いただいたお二人の受講者がいらっしゃいましたので、講師陣からお声掛けし、また、初ご参加の方々にも、笑顔でお声掛けし、リラックスした空気の中でお迎えをいたしました。

その結果、予定時間よりも、5分早めの9時25分から、皆さん同意の上、スタート致しました。

■講師陣

堀口由美さん、方村美鈴さん、橋爪喜代さん、2017年11月にアドバイザーになられた方々と、私。野口の4名で担当させていただきました。

和歌山講座の特徴は、スライドとテキストに基づいて進行していくのですが、必ず、講師自身の自分史活用の実践的な発表を盛り込んでいます。
実は、職場と家庭で、自分史活用を実践したところ、こんな効果がありました。
仕事の上で、こんな働きが、実は自分史の中の特徴と重なります…。
周囲の方々とのコミュニケーションこそが、自分史の共有です。
というように。アドバイザー自身が、日常の中で、自分史を活用し、使い、その効果・効用を実感しているからこそ伝えられる内容を差し込んでいます。

■受講された方々の反応

講義、ワーク体験、共有、発表と、盛りだくさんの研修内容ではありますが、スライドを説明する、テキストを講義するだけではなく、講師の体験、活用を盛り込むことで、受講者の方々は、
「正直、高齢の方々が、終活の一部としてまとめ上げる流れを学ぶのだと思い、参加しましたが、こんな多くの活用方法があるのですね?」
「自分なりの新しい自分史企画を練っていいのですね? アイデアがどんどん湧き上がってきます!」
「すぐにでも、地元で、元気になるための自分史講座を実践したいです!」
「自分史を仕事にできることのイメージが湧きました!」
という発言があり、章を重ねるごとに、会場の温度が上昇していくように感じました。

自分史を自己分析に活用の章では、親との関係、昔、味わった経験、今も自分が持つ準拠枠 に気づいた発言や、振り返りのコメントなど、本当に深く、ご自身の内面を再確認され、講師陣も、受講者の方々も、信頼・信用関係の一枚岩になった感覚があればこその時間でした。

講師が、受講者の発言、コメントに尊敬の念を持て、感動し、伝える側と、受け取る側の境目のない瞬間が何度もあったような気がします。

あまりの熱さに、内緒の話…。〇リガ●君を全員でかぶりつく5分間もありました。

和歌山県という地域は車社会ですので、終了後の懇親会を、お昼のランチ時間に変更。
このランチが、まるで、高校生体育系男子対象のお弁当のように、ボリュームがあり、また、そのお弁当から、学生時代の運動クラブの話題や、子供さんへのお弁当メニューの話に広がり、全員が、夕方まで、重い胃袋を抱えながらの講義になりました(笑)。

■おわりに

講座の最終章で、自分史を活用しながら、若い人、子供さんに肯定的な関わりを多く与えたい!という呼びかけに、ぜひ、一緒に活動したいです! というお声もいただけて、今後の和歌山地域での活動をご一緒できるお仲間が増えることを確信いたしました。

自分史は、高齢の方だけではなく、子供さんから、大人まで、自分の生きた証がある分、それぞれの自分史が存在します。

どうか、イメージを固定化させずに、固定概念に縛られず、日本を、人を元気にする活動をご一緒にしていきたいと思いますので、よろしく、お願いいたします。

講師
第一章 堀口由美
第二章 野口明美
第三章 貫名茜/制作 野口明美
第四章 貫名茜/制作 野口明美
第五章 堀口由美
第六章 橋爪喜代
第七章 方村美鈴
第八章 野口明美

サポート
広報・集客 貫名茜他、支部メンバー全員

今後ともよろしく、お願いいたします。