AIによる自分史コラム書き

一般社団法人自分史活用推進協議会理事 菖蒲 亨

AI(ChatGPT)に自分史コラム原稿案を出してくださいと言いました。
大雑把な私の要求に、AIはその真意を見極めようと質問してきます。

>「自分史コラムの原稿案」として想定しているのは次のどれに近いか?
 新聞や広報誌に掲載するような短い読み物(600〜1200字程度)
 エッセイ風の長文コラム(1500〜2500字程度)
 自分史出版向けの章立て原稿(数千字規模で、人生の一部を描く)

>次の3点を明示してください
 コラムのテーマ(例:少年時代の思い出/転機となった出来事/仕事人生/家族への想い など)
 文体の希望(例:「新聞コラム風」「語りかけ調」「エッセイ風」「講演記録風」など)
 掲載媒体や目的(例:地域誌/自分史本/ウェブ連載 など)

>決まっていない場合のために3パターンの見本案を出します

次に促します。
>ご希望を教えていただければ下記出します
 テーマに沿ったタイトル案(3案)
 導入・展開・結びの構成メモ
 実際の原稿(600字〜2500字)

さらに、
>ご希望に合わせて調整します
 特定の時期(例:少年期/仕事/家族/転機)
 トーン(例:温かい・感動的・ユーモラス)
 ホームページのテーマ(例:地域紹介サイト/企業サイト/個人HPなど)

自分史コラムと言って、どう自分史を書くかを提案してきていたので、私の自分史ではなく、自分史を宣伝するようなもの、読者に、自分史をやってみようという気になってもらう必要がありますと伝えました。
すると、

>なるほど、目的がはっきりしました。
>ホームページ掲載用の「自分史を作ることの魅力を伝え、読者にやってみたいと思わせる600字コラム」ですね。下にその用途に合う完成原稿案をお出しします。
(トーン:温かく・読みやすく・宣伝臭を出さずに共感を誘う構成)
と、早く言ってよと指摘されてしまいました。

目的を明確に、
ホームページ掲載用の「自分史を作ることの魅力を伝え、読者にやってみたいと思わせる600字コラム」を温かく・読みやすく・宣伝臭を出さずに共感を誘う構成で出して
と指示する必要があったのでしょう。

AIによる自分史制作ならぬ自分史コラム書き。AIさん、ありがとう。