北海道にも自分史文化を

自分史活用アドバイザー 札幌市 泉 正人

本州各地域の自分史活用アドバイザー認定講座への参加者の多さや、認定アドバイザーさん方が開催している自分史に関するセミナーへのお客様の関心の高さを見る時、改めて北海道における自分史についての関心の低さを思います。
かく言う私自身も、自分が自分史活用アドバイザー認定講座を受講するまでは、自分史とは、自分自身の生きてきた記録なのだから、ある程度の年齢がいってからまとめればいいのでは、という程度の認識しかありませんでした。

昨年の11月に札幌で開催された認定講座を受講してみて初めて、自分史を「活用する」ということを知りました。その時の参加者は私を含めて二名でしたが、もう一人の方は遠隔地から鉄道を利用しての参加だったため、前日から宿泊しているとのことでした。年齢的にも私よりもずっと若いのに、自分史活用ということに深い関心を持っていることと、講座に参加することによって、自分自身や周囲の意識を変えていこうという強い意欲を持っての参加のようでした。参加者二名の為、必然的にその方と様々なことを話す機会を持つことができて、私自身でも、予想以上の深い学びができたと振り返っております。

2018年に入ってからは、認定講座で学んだことを基にして、私自身でも自分史に関する小規模イベントを始めています。参加された方の話の中で、「北海道人は、何らかの理由で本州に居られなくなって北海道へ来た人が多いのだろう」という言葉を聞きました。これは、結構よく聞く話ではありますが、改めて念押しをされたような気持ちでした。
過去を振り返りたくない北海道の気質ゆえに、自分史文化が根付かないのかもしれないということは、皆さまお気づきのことと思います。
過去を肯定して未来につなげていくのが、自分史活用アドバイザーの活動なのであれば、世代を越えて受け継がれつつある北海道人としての過去を、どのように肯定的に見つめ直してゆくのかということを、北海道命名150年にあたるこの節目の年に考えてみることも、意義あることかもしれないと思っております。

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