Facebookと自分史

やっている方ならすぐにわかると思いますが、FacebookというSNS(ソーシャルネットワークサービス)は自分史と大きな親和性があります。

自分のホームページのような場所にブログ感覚でどんどん記事を書き込んでいきます。この辺りはブログとツイッターの中間のような感覚で、気軽に投稿していけます。ホームページなどとの違いは、その内容を読み手が検索するのではなく、Facebook上につながりのある友達にもどんどん公開されていくという点です。Facebookをやっている人のところにはどんどん他人の情報が飛び込んできます。もちろん自分のホームページのような場所(タイムライン)にも自分の投稿した記事や写真が最新のものから順番に並んで見ることができます。このタイムラインはそのままネット上の自分史、家族史になります。

実際に私の使い方はそれを意識して家族の写真を何かイベントがあるたびにコメント付きで投稿して、アルバムのように見返しています。デジタル写真にして写真を撮ることは気軽になりましたが、昔のように現像(プリントアウト)したり、データを管理、整理することが大変になってきました。スマホもデータ容量も増え、画像データをたくさん保存できるようになってきたことで、印刷することも大きな負担となりあまり頻繁にすることがなくなりました。であればいつでも見ることができ、簡単に時系列の整理ができるデータ上のサービスの利便性が高くなっていることが納得できます。

子どもの記録もあとで整理するのではなく、目の前で行われているタイミングでリアルタイムに記録していくのです。清書も何も要らない効率的な方法であると同時に、それをリアルタイムで見た【お友達】からの同意の合図【いいね!】は何件も押されると書き手のモチベーションが上がり、継続的に利用することになります。

Facebookの仕組みによっていつの間にか自分史・家族史ができてしまうのが実態かと思います。

また自分史関連で面白い現象が起きます。先日、息子の剣道の試合があり、その様子をアップしたところ、「自分も剣道やってました」「この会場、来たことがあります。懐かしい」など本人はすっかり忘れていたようなことも、Facebookから流れてくる情報によって鮮烈に思い出し、コメントを入れることでさらに交流も深まってきます。

悪用されることも多いSNSですが、私はメリットのほうが多く、やる価値の高いものだと考えています。自分史もある意味自分のプライバシーを世間の目にさらすものではあるけれども、それをリスクだけと思わず、人の役に大きくかかわっているという点からも、さらに広く普及してくれればうれしく思います。

馬場敦(一般社団法人自分史活用推進協議会理事)

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