若手自分史活用アドバイザー奮闘記【門倉アドバイザー 自分史作成。困難の壁】

村井覚アドバイザーと一緒に活動する門倉栄アドバイザーからのブログ第5弾です。門倉アドバイザーは若さを武器にお客様に対して様々なアプローチを行っています。今回は自分史の取材をする中で実際に感じた貴重な体験談です。自分史活用アドバイザーはこんなやり取りを繰り返しお客様とつながっています。

【自分史作成。困難の壁】

前回、2015年の抱負について自分史協議会のブログに掲載させていただきました。今回は、私の叔父宛てに、自分史を作成したときの内容を数回に分けてお伝えできればと思います。

叔父の自分史に取り組み始めたのは、2014年8月10日でした。ちょうど2014年自分史フェスティバルが開催される2、3日前のことです。私は今まで、叔父との関わりはほとんどありませんでした。自分史を通じて、20年ぶりに出会うことができました。些細なことがきっかけで、私が自分史に取り組んでいるということが叔父の周りから伝わり、連絡をしてきてくれたことが始まりでした。叔父から実際に、「自分史を作ってみたい!」と声をかけられ、話を聴く機会を作っていただいたときのうれしさは今でも鮮明に憶えています。

しかし、ここで問題が起きました。その問題とは、「実際に関わりがないお客様の生きた証を残す難しさ」です。身内の間柄だとしても、何十年ぶりの面会。さらに、最後にお会いしたのは私が3歳のとき。当然、子供のときの私からは当時の記憶はありません。

自分自身と関わりがない方の聴き書きを行った結果、人の過去を振り返る難しさを痛感しました。しかしながら、今後、一般のお客様となる方は私と関係性は皆無です。相手のことを知れる情報量は少なくなります。相手のことを深く把握できる技術が向上できるよう、叔父のため、自分の成長のためにも取り組む決意をしました。

ここで特に困難であると感じたことは、当人(叔父)以外から見た、第三者の話が出てくると「顔も把握できていない」、「第三者の名前も聞いたばかり」などの状態が続き、ストーリーが上手く組み立てられず、頭の中に残りませんでした。当人のご家族や近い存在の方なら、ある程度は写真などの証明できるものがあります。また、今回の内容は、主に戦争の話が中心であったため、「戦争中にお世話になった○○さん」などと会話が発展した際には、苦戦しました。

戦争を経験していない私にとって、数多くの専門用語が叔父の口から発言され、一方的に置いていかれる状況となってしまいました。なので、叔父に何度も同じ質問や内容を聞き返してしまう結果となりました。

今回、自分史を聴き書きする際のポイントとしていくつか発見がありました。

・相手の立場に立ち、お互いの想像を共有させる意識。

・相手が話し終わったあとに、「私は理解していますよ」という意思表示をする。例えば、自分の言葉で「今のお話はこういうことですね?」と聞き返すなど。

・面談をする前に相手の情報を把握し、ある程度の準備をしておく。

・自分自身が欠けている知識を調べ、勉強。(今回に関しては、戦争の知識を補充)

など、このような事前準備をすることで私も自信を持って臨めますし、お客様にも不安を感じさせることもなく、しっかりとした面談を行えます。何事も、自分の意識次第ですべての方向性が良いものにも、悪いものにも結果として出てしまうと感じました。

次回は、叔父の人生を聴いていった結果、「叔父自身が新たな発見や気づきを得られた」ことについてお伝えできたらと思います。

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