【エンディングノートと自分史】親族の法事でのナラティブ

協議会には様々な経歴をもつアドバイザーがいますが、今回は医療系のライターであり、薬剤師でもある畑川郁江アドバイザーの活動をご紹介します。

畑川アドバイザーはネット上で完結できるエンディングノート(生涯の鍵 La Clef d’une vie)の運営もしており、その中で特に医療の事前指示書の重要性を訴えています。

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自分史活用アドバイザー&薬剤師の畑川郁江(はたかわくにえ)です。毎日のナラティブ「物語」の積み重ねを命、薬に絡めてお話を綴っていきます。

親戚とのお付き合い、皆さんどれほど日常にありますか。私は典型的核家族の中で生まれ育ち、親戚も遠からず近からずという関係でした。最近、両親が他界し、祠祭で久しぶりに親戚一同が介すること機会が増えたおかげで、いとこ同士の連絡も増え、改めてそれぞれの今をかなり定期的に語れるようになりました。

つい先日も叔父の一周忌法要でした。亡き父の実兄弟でこの世に残っているのは認知症で介護中の長女と4男のみ。法要に出られるのは4男の叔父のみです。元銀行員だった叔父は、沢山の昔話を私たちに聞かせてくれます。私たち子ども世代にはあまり語られなかった戦時中のご自分の子供時代の体験、父の兄弟同士でのやり取り、社会に出てからの銀行員として過ごしてきた日々など、様々です。今回は、少しばかり戦時の父兄弟の様子を少し話してくれました。

もう戦争を知る人は参列する中でいても数人、という世界。亡き叔父は特攻隊に自ら志願し、待機時に終戦を迎えたそうです。語ってくれた叔父自身は、まだ小さくて毎日疎開訓練。疎開先近くで戦闘機が墜落して驚いたというお話をリアルな怖さを感じさせない明るさで語ってくれました。まさに、戦後の日本を担った人たちです。叔父に「せっかくなので地元の30代、40代の現役世代に語る機会を作ってくださいよ」と言うと、急にしょんぼり(笑)。本当は語る相手がいれば次々とあふれ出す情報。親子でも同居でなければなかなか出来ないことのように思います。

こんな「ナラティブ」は、他人を介するともっと語っていただけるのだと思います。自分史活用アドバイザーは、そんな大切な役割を担うのだろうと、叔父の言葉から感じた一日でした。

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畑川さんは下記のセミナーも企画しています。1回1,000円で受けられるセミナーですのでお近くの方は是非足を運んでみて下さい。

【~自分見つめ~エンディングノートと自分史】開催

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