わたし本の制作例-13-

株式会社文研ビズでは、『わたし本』という自分史を提唱している。
私がサンプルとして作った『背中をトン-基本の手相編』を実践例としてこれからしばらくの間、書き綴っていこうと思う。

編集担当者に校閲依頼

原稿作成という作業は、書いて終わりではない。
書いて推敲して洗練して終わりだ。
この推敲という作業は自分1人でやるモノではない。第3者に視てもらうべきものだ。
編集出版業に携わる人にとっては当たり前のことだが、一般の人にはなかなか理解されづらいことのようだ。
「自分が書いた原稿くらい、自己チェックで完結すべき」と思うらしい。
しかしそれは間違いというか幻想であり、複数人による推敲には劣る。

ぼくの場合、出版社時代の先輩(それも大先輩)に原稿チェックをしてもらうよう依頼済みだった。
いざ視てもらおうとすると、ちょいと覚悟が必要だった。
それは「未完成の原稿を見せることの気恥ずかしさ」だ。自己チェックでは完結しないとはいえ、人に見せるにはあまり恥ずかしいものだと抵抗がある。
結局自己チェックを2度ほど行ってから、大先輩に視てもらった。

ぼくの場合は元編集者という専門家にお願いしたが、編集担当は専門家である必要はない。
かの文豪森鴎外は書き上げた原稿をお母さんに最初に見せたそうだ。
池波正太郎は奥さんに読ませたそうだ。
2人とも読んでもらった結果、自分の意図通りに理解されるまで書き直したそうだ。

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