先日、家族で家から車で30分ほどのところにある、相模原市の麻溝公園という大きな公園に行きました。ここは広大な公園で、様々な遊具やフィールドアスレチックなどもあり、1日たっぷり遊べるところです。この公園で最も人気なのは『ふれあい動物広場』というミニ動物園です。ポニー乗り場にはいつも長い列が出来、子どもたちは大喜びです。動物を直接抱っこ出来るふれあい動物園ではモルモットを一人に一匹預けてもらえます。

ここで抱っこをしながら、ゆったりと家族の時間を楽しむのですが、そこでは妻が昔飼っていたモルモットの話を娘に聞かせていました。妻は動物好きでしたので、その他にも犬や猫、鳥などを飼っていたらしく、その頃話も次々と出てきました。私は私で小学校2年生ぐらいのころ九官鳥飼っていたことを思い出し、その話も初めて娘に聞かせました。

自分が飼っていなくても、友達や親戚などで一度はペットに接したことが誰にでもあると思います。おもちゃとは違い生身の生き物だからか、記憶が鮮明で、その頃の生活についても関連しても思い出してくるはずです。特にペットには名前を付けていますので、その由来等は当時の生活に関連したものが多く、何故その名前を付けたのか?という話題でも色々と家族間で話が出来ます。亡くなった時の想いでは、悲しいものでもありますが、このような別れを何度も経験することが自分史を深めていくのだと思います。

今、家には12歳のトイプードルがいます。息子が3歳位のころに飼いはじめて、今は6歳の娘のいい遊び相手になっています。このトイプードルはまだ生きていますが、私たち家族の思い出がいっぱい詰まっています。トイプードルからみれば、一生を私たち家族と過ごしたわけですから、人生そのものなのでしょう。

こう考えるとペットの歴史を書き出すだけでも、立派な自分史になります。「吾輩は猫である」のようにペット目線で書いてみて面白い個性的な自分史が出来上がるのではないでしょうか。

馬場敦(一般社団法人自分史活用推進協議会監事)