2017年12月1日(金曜日)東京・渋谷で「第61回自分史活用アドバイザー認定講座」が開催されました。

認定講座はこれまで休日に開催してきましたが、今回は初めて平日開催を試みました。平日にも関わらず15名の方の参加してくださいました。また朝の9時30分から約10時間という長丁場でしたが、今回も参加者の方のモチベーションも高く非常に盛り上がった1日でした。

今回は15名の参加者が、4グループの机に分かれ講義を受けました。
また、このグループは参加者同士のつながりをより活発に密にするために、その後で2回の席替えを行いました。

まず参加者全員の自己紹介です。
法律事務所で家系図を作っている方、キャリアコンサルタントの方、定年後の資格として活用したい方、翻訳家の方、新聞記者の方、障害者支援をされている方、友人の自分史を作りたい方……など今回の参加者の皆さんも非常に様々な個性的なバックボーンや目的をお持ちの方が多かったのが印象的でした。
また北海道から宿泊でご参加の方もいらっしゃり、自分史というものが幅広く浸透してきていることを実感いたしました。

そして、講師は全員が自分史活用アドバイザーです。今回、まずトップバッターで講師を勤められたのは、柳澤さん。
自分史の魅力と活用方法など、熱を込めて講義を行い、参加者がグイグイと引き込まれていきます。
柳澤さん自らの体験の中での自分史の活用方法などを熱弁されておりました。

第2章は宮野さんが講師を勤められました。
主に自分史の作り方ということで、出版やその他の手法などを丁寧にじっくりと話されていたのが印象的でした。

午前の講義が終わり昼食を挟み、午後の講義へと移りますが、昼食を会場でとられる方は参加者の方同士での会話が進んでおりました。やはり自分史に対する共通の目的を持った仲間同士、またグループワークなどで自分の意見などを活発に交わすうちに昼の時点で壁もなく交流が進んでおりましたのが他のセミナーとは一味違うところと感じました。

午後に入りまして、第5章から河村さんが講義を行い、自己分析やパーソナルブランディングなど自分自身の深い部分に入っていきます。
ここで自分のプロフィールを作ったり、インタビューを行ったり、さらに参加者同士の自己開示が進み、交流が活発化されていきます。
ここで認定講座の山場、インタビューのトレーニングが行われました。
ペアになった方の人生の一場面をインタビューし、他己紹介の形で全員の前で発表します。

短い時間ではありますが、皆熱く感情を込めてペアの方の人生を語る様が非常に感動を呼ぶシチュエーションでした。
普段、なかなか自分の人生を深く振り返る機会もない、インタビューで人に聞かれるなんてこともない。しかし、ここにいるメンバーはワークの一環とはいえ、真剣に相手の人生の一場面に向き合い、表現するということ行なっていました。
本日ここに集まったメンバーの人生の一端に触れられたことを、とても有意義に感じられました。
これこそが自分史の醍醐味と言えるのではと思いました。

時間も終了に近づき、講師の本間さんからアドバイザーの活動などのお話があった後に無事講座が終了となりました。

終了後も参加者同士名刺を交換をしたり、講座の振り返りや雑談をしながら盛り上がっておりました。

その後の懇親会も大半の方が参加され、丸く机を配置し、食事や飲み物を取りながら行われました。その懇親会も一人一人が順番に本日の講座の感想や自分に対する想いなどを話されていきました。

・90歳を越えたおじいさまの戦争中の体験を自分史にしたという方
・親戚同士、家族同士の結束を強めたい、そのために自分史を作りたいという方
・今回の講座で自分の人生を振り返って強みを発見できたという方
・自分の子孫に自分が生きた証を残して生きたいという方
など様々な感想を述べられていて、またその想いを感じました。

今回の講座で感じたことは、人の数だけ自分史もありますが、人の数だけ自分史への想いもあるということを実感いたしました。
「なぜ自分史を学びたいか?」という動機も、その人の人生が投影されるのだということを感じました。

これから、この日に誕生した自分史活用アドバイザーの方々が、さらに世の中に自分史というものをその方々のアプローチ・手法で広めていくことを想像しながら、終了した自分史活用アドバイザー認定講座でした。

文責:自分史活用アドバイザー 柿谷英樹