自分史の魅力を伝え、活用法を広めることで、自分史を活用して自分らしく生きる人を増やし、日本を元気にする活動をしています

自分史活用推進協議会の設立趣旨とビジョン

自分史活用推進協議会の設立趣旨とビジョン

今、日本と世界が大きな転換点にあるように感じている方は多いのではないでしょうか。特に、2008年9月に発生したリーマンショックや2011年3月に起きた東日本大震災と福島原発の事故以降、時代は大きく変わりつつあります。

21世紀に入って、成長の時代から成熟の時代へ、モノの時代からココロの時代へ変わっていくと言われていました。ただ実際のところ、資本主義社会のなかで、ほとんどの人たちはまだまだお金やモノにとらわれ、無限の経済成長を信じて生きているように見えます。

しかしながら、東日本大震災が起きたあとの日本人の意識は急速に変わっています。それは大津波により東北沿岸の建物が破壊される映像にショックを受け、自分たちが築いてきたものが一瞬にして失われてしまうことに無常観を持ったからではないでしょうか。原発事故による放射能の影響により、住み慣れたところから離れないといけなくなった人たちのことを思い、憤りを感じている方もいらっしゃることでしょう。

結局のところ、いくらお金やモノをたくさん得たところで、それらは死んだ後まで持っていけるわけではなく、いつ失われるかわからないものであり、それで必ずしも成功や幸福が得られるわけではないことに、改めて気づいた方が多いのではないでしょうか。やはり大切なのは「モノ」ではなく「ココロ」であり、特に人とのつながりや、共感、共有、共存、感謝、尊敬、信用、信頼といった価値観が、これから重要になってくると思われます。

また、社会が豊かになり、技術が進歩し、情報化が進んだことで、個人ができることの選択肢が増え、自分のやりたいことがやろうと思えばほとんどのことができるようになりました。その一方で、自分が本当にやりたいことがわからず、将来に希望が持てないという人たちも増えているようです。あふれる情報にまどわされず、自分が本当にやりたいことを見つけ、将来に夢や目標、希望を持てるようになるために、自分のことを深く知ることが必要になってきています。

そういう時代背景のなかで、一般社団法人自分史活用推進協議会は、2010年7月7日に設立されました。

自分史というと、会社を定年退職した高齢者が、自分の生きてきた軌跡を文章にまとめ、自費出版で本にするというイメージを持っている方が多いと思います。確かに庶民の歴史の記録としての自分史の効用は大きいですが、自分史の魅力はそれだけではありません。自分史は、自分のことを客観的に振り返り、より深く自分を知るために役立ち、また自分をPRしたり、ほかの人とのコミュニケーションをよくしたりするツールとしても役に立ちます。

自分史活用推進協議会を設立した趣旨は、自分史の魅力とメリットを多くの人たちに伝え、自分史の活用法を普及し、自分史づくりのサポートをしていくことで、自分史をつくって自分を見つめ直し、自己の理解を深め、自分の個性、強みを発揮して自分らしく生きていく人を増やし、日本を元気にすることにあります。自分の好きなこと、得意なこと、強みを活かせることで、他の人や社会の役に立ち、価値をつくりだし、その価値に対する報酬をきちんともらって、幸せに生きていける人を増やすことで、「自分史で日本を元気にする」というビジョンを実現するために活動しています。

2012年の春から正式に「自分史活用アドバイザー認定講座」を開始し、2016年初頭までに約300名の自分史活用アドバイザーが誕生しています。2012年の夏には、自分史の和装綴じ本が簡単に作成できる「自分史作成キット」を日本法令から出版しました。また2012年に、お互いが自分の歴史を語り合って話(は「8」・な「7」・し)の花(は「8」・な「7」)を咲かせる日として、8月7日を「自分史の日」に制定し、この日に「自分史の日」のお披露目と「自分史作成キット」の出版記念イベントを東京・田町の港勤労福祉会館で行いました。

2013年の8月7日には、東京・両国にある江戸東京博物館で「自分史フェスティバル2013」を開催し、講演やパネルディスカッションなどのホールイベント、自分史関連の展示ブース、ミニ講座・セミナーなど盛りだくさんな内容で、約1600名もの方々が来場し、盛況のうちに終わりました。2014年は8月12日、13日の2日間、東京・大井町のきゅりあんで「自分史フェスティバル2014」を開催し、ホールイベントでは2013年末に『自分史の書き方』を出版したジャーナリストの立花隆さんや、シニアビジネスの第一人者である村田裕之さんらが講演され、実際に自分史をつくった方々、活用している方々が登場する「自分史オンステージ」も好評を博しました。展示やミニ講座などもより充実し、約2100名の皆様にお越しいただくことができました。2015年の「自分史フェスティバル」は、8月7日の大井町きゅりあん、9月16日から22日までの三越日本橋本店・本館7階「はじまりのカフェ」での8日間にも及ぶイベントになり、トータルで10000人を越える方が来場されました。これは「第二の人生」を考えたり、人生の振り返りをするリタイア世代が増えてきたという要因のほかに、「自分らしい生き方」を探している方が増えているためではないかと考えられます。これからアドバイザーの活躍する舞台がますます大きくなっていくことの証左といえるでしょう。2016年以降も引き続き「自分史フェスティバル」を開催していきます。

また地方での活動も活発になってきています。2015年の1月7日から12日には、浜松支部が公益財団法人浜松市文化振興財団と共催で、クリエート浜松で「自分史フェスティバルIN浜松」を開催しました。また5月25日には、横浜支部(横浜自分史の会)が、戸塚区総合庁舎3階多目的スペース(大)で、「暮らしの中の自分史フェアin横浜」を開催。名古屋支部も設立され、11月24日に設立総会が行われました。地方在住の自分史活用アドバイザーが幹事を務める形での自分史活用アドバイザー認定講座の開催も増え、ほぼ毎月、日本の全国のどこかで認定講座が開催されるようになりました。地方在住のアドバイザーが集まって、自主的に勉強会を開催するケースも増えています。

NHKのEテレ「団塊スタイル」の自分史特集に当協議会の理事が自分史の専門家として出演したり、多くの新聞や雑誌が自分史を取り上げたりなど、メディアからの取材の申し込みも増えています。また、朝日新聞社が2014年夏に開始した「朝日自分史」に協力するなど、いろいろな企業や団体からの協力や提携の要請も増えてきていて、まさに社会全体の自分史への関心が高まってきています。2015年は戦後70年を迎えたこともあり、NHKのニュースやTBSの情報番組などのテレビや、新聞、ラジオ、雑誌など、マスメディアに自分史がテーマとして取り上げられる機会、協議会が取材協力する機会がさらに増えてきました。今後も、よりいっそう自分史への関心が高まってくることは間違いないでしょう。

お気軽にお問い合わせください。 TEL 080-2020-0142 担当:高橋(事務局)

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