自分史の魅力を伝え、活用法を広めることで、自分史を活用して自分らしく生きる人を増やし、日本を元気にする活動をしています

自分史と似た書物

自分史と似た書物として、またはその呼び方として「手記」、「自伝」、「伝記」、「回想録」、「回顧録」などがあります。辞書やネット等で一応定義づけられているものもありますが、イメージといて捉えられている言葉もあります。一般的な分類としては下記のように区別され、それぞれ意味づけされるかと思います。

「手記」とは、自分の体験やそれに基づく感想を自分で文章に書いたもの。

「自伝」とは、自伝が書かれた時点以前の人生全体について、しばしば個人生活・内面生活に重点を置いて記すもの。(「自叙伝も」同様の意味)

「伝記」とは、記録対象を個人に限定したもので、記録する行為自体も指す。ある特定の人物の生涯を、時間に沿って記述しながら、対象となる人間の性格や業績などをたどるもの。

「回想録」とは、記録あるいは文学作品の一形式で、ある事件、事象や時代に関する自らの経験を記したものである。また口述筆記させたり、他人の聞き書きによる著作もある。(「回顧録」も同様の意味)

ちなみに「自分史」とは、平凡に暮らしてきた人が、自身のそれまでの生涯を書き綴ったもの。

大きくはわけると、書かれた人物による分け方があります。
成功した著名な人=「自伝」「伝記」「回顧録」「回想録」
一般人=「自分史」「手記」

また、書き手による区別もあります。
本人によるもの=「手記」「自伝」「回顧録」「回想録」「自分史」
他人によるもの=「伝記」「回顧録」「回想録」

内容によっても分けることができます。
個人生活・内面生活に重点=「手記」「自伝」「自分史」
社会との関係に重点=「回顧録」「回想録」「伝記」

分け方は様々ですが、いずれにしてもノンフィクション(事実)であるということは共通しています。歴史としては「自分史」が一番浅く、「自分史」という言葉に市民権が与えられるようになったのは、歴史家の色川大吉氏の著書『ある昭和史 – 自分史の試み』(1975年、中央公論社)の出版以後と言われています。この本で「自分史」という言葉が生まれたわけではなく、無名の人々が真実を表現する行為に、歴史としての意味があることがはじめて主張され、「自分史」の価値が認められたのです。いわゆる戦後日本の民衆記録運動の一形態と言える活動が「自分史」なのです。

区別の仕方には曖昧な点は多いですが、イメージ作りとしてはどの言葉を持って残すかは重要です。さすがにほとんどの方は「伝記」を遺すことはないかと思いますが、史実として後世に伝えたい内容であれば「○○回顧録」「××回想録」という題名にすると読み手も早くからそのような内容を期待すると思います。

これは誰が、どんな内容で、どんな意味合いを持っているのかをイメージさせ、また浸透させるためにもこれらの区別を利用すべきでしょう。逆に内容を決めつけられる恐れもあるので気をつけてお使いください。

馬場敦(一般社団法人自分史活用推進協議会理事)

お気軽にお問い合わせください。 TEL 080-2020-0142 担当:高橋(事務局)

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